メンテナンスのための道具を揃えていくのもダーツの楽しみの一つです。
一気に全てを買い揃える必要はありませんが、これは便利だと思う道具があれば少しずつ手に入れてみましょう。
ここではダーツの手入れやプレー中のサポートに役立つ用品について解説します。
バレルのお手入れには?
バレルは最も汚れやすいパーツです。
専用のメンテナンス用グッズを揃えて手入れをしておけば、いつでもコンディションの良いバレルでプレーできます。
ポリッシュシート
汚れを落とせるのはもちろん、酸化によるくすみもきれいにできるシートです。
磨き用シートと仕上げ用シートの2種類のシートが入っていて、両方を使うことでバレルを研磨してピカピカにすることができます。
酸化して錆が目立つようなバレルにもぜひ試してみてください。錆が取れてきれいになる可能性が充分にあります。
アルコールスプレー
バレルに付着した皮脂などの汚れを取り除くには、殺菌も行えるアルコールスプレーがおすすめです。
揮発性が高いのですぐに乾き、水やぬるま湯で洗浄した時のように念入りに乾かす必要もありません。
バレルをしまう前にはアルコールをスプレーしておくようにするといいでしょう。
研磨剤
バレルの錆を落としたい時は研磨剤(コンパウンド)を使う方法もあります。
柔らかい布に研磨剤を適量つけて丁寧にバレルを磨くことで輝きを取り戻すことができるでしょう。
ただし、表面にコーティングが施してあるバレルやメッキされているバレルには使用しないようにしてください。
クリーナー
皮脂などを取り除きつつ、防錆用(ぼうせいよう)のコーティングを施すことができる専用のバレルクリーナーも人気があります。
中性洗剤とお湯でバレルを洗浄した後などに布ですり込んでおけば、より効果がアップします。
TRiNiDAD バレルリンスウォーター 100ml
シャフトの取り外しには?
ダーツバーなどでシャフトを取り外す時にはマルチツールを用意しておくと便利です。
マルチツールとはペンチまたはプライヤー、ハサミ、ドライバー、栓抜き、ピンセット、爪やすり、ナイフなどが一つにまとまった折りたたみ式の道具です。
これをバッグに入れておけば、シャフトを取り外す以外にもナイロンシャフトを削る、ハードダーツのポイントを尖らせるといったことにも役立ちます。
一つ持っていればいろいろな場面で使えるでしょう。
折れたチップを取り出すには?
ボードに突き刺さったまま折れてしまったチップを取り出すのは大変です。
マルチツールのプライヤーやペンチを使うのもいいのですが、上手く取り出せないことも多いでしょう。
最も簡単なのは専用のチップリムーバーを使う方法で、これならチップが根本から折れていても簡単に取り出すことができます。
バレル内で折れたチップにも使えるので、一つは持っておくべきグッズです。
TRiNiDAD CONDOR ロゴ入り ティップリムーバー
収納ケースも重要
ダーツを収納するためのケースには布や革製のウォレットタイプのもの、アルミなど金属製のハードケースタイプのものがあります。
これらはダーツをほこりや汚れなどから守ってくれます。
ウォレットタイプはコンパクトなものが多く、会社帰りにダーツバーに寄る時などでも鞄に入れて持ち運べるのが魅力的。
一方、長時間持ち運ぶ時など、ダーツを変形から守るには頑丈なハードケースに収納するのがおすすめです。
ハードケースは収納スペースに余裕があるタイプが多いので、ダーツをパーツに分解しなくてもそのまま収納することができます。
これはドロップインタイプなどと呼ばれ、セッティングの手間が省け、使い勝手が良いので人気があります。
ウォレットタイプでもドロップインタイプの製品はあるのでいろいろ見比べてみましょう。
ダーツケース TRiNiDAD TRUNK
ダーツの関連用品には使い勝手の良さを追求したもの、こだわりを感じさせるものがたくさんあります。
ダーツを今よりもっとスマートに楽しむために、ぜひ少しずつでも揃えてみてください。