「ダーツバーだけではなく家でもダーツの練習がしたい!」。
そんな時、ダーツボードを取り付ければ家でもできてしまうのがダーツのいいところです。
ただし、設置には正しいやり方があるので、その方法をちゃんと理解しておかなくてはいけません。
今回は家ダーツに必須のダーツボードの設置方法について解説します。
ダーツボードを設置する距離と高さは?
せっかく練習用に使用するのであれば、ダーツボードはぜひルールで決められた位置に取り付けるようにしください。
まず高さは床からダーツボードの中心(ブル)まで173cm。
これはハードダーツでもソフトダーツでも同じです。
違うのはスローラインからダーツボードまでの距離で、
ハードダーツは237cm、
ソフトダーツは244cm
と決められています。
これらをきちんとメジャーで測って設置するようにしましょう。
ダーツボード用メジャー
壁に穴を開けなくてもダーツボードは設置できる?
通常、ダーツボードを壁に取り付けるには引っ掛け用のネジなどを使うことになります。
ということは壁に穴を開けることになるのですが、マンションなど賃貸住宅に住んでいる人はもちろん、
持ち家でも壁に穴は開けたくないという人は多いはずです。
そこで役立つのがダーツボードを取り付けられるダーツスタンドです。
ダーツボードの高さは173cmが基本ですが、子供用に低くできる製品もあります。
価格は1万円~2万円が中心です。
このダーツスタンドを使わないのであれば、網タイプのつっぱりパーティションを使って自分で工夫し、ダーツボードを取り付ける方法もあります。
うまく設置できればこれも悪くありません。
ほかには投げたダーツが的を外れた場合でも壁が傷つかないよう、後ろの壁にコルクボードなどをかけておく人もいます。
また床もフローリングだとダーツが落ちた時に傷つくので、カーベットなどを敷いておいた方がいいでしょう。
なお、壁を守るサラウンド、床を守るマットなど専用の製品も売っています。
TRiNiDAD マルチダーツスタンド
TRiNiDAD トリニダード ダーツボードホルダー
TRiNiDAD マルチダーツスタンドの取り付け方
ダーツボードの設置手順
ここでは壁に直接取り付ける場合を想定してダーツボードの設置の方法を説明します。
ソフトダーツとハードダーツでは取り付け方が異なります。
ソフトダーツ
ソフトダーツの場合はダーツボードの裏に引っ掛け用の凹みが上下2箇所作られています。
そこでまず、ブルから引っ掛け箇所までの長さを測っておきます。
次にブルが位置する壁の高さ173cmの箇所にテープなどで印を付けておきます。
そのブルの位置から先ほど測った引っ掛け箇所までの長さ(上と下)の位置に印をつけます。
これが壁にネジを止める位置になるわけです。
ネジは引っ掛け用に使うので全部奥まで入れるのではなく、頭を5mm程度出しておきます。
後はダーツボードの引っ掛け用の凹みをネジに引っ掛けて取り付ければ設置完了です。
ハードダーツ
ハードダーツの場合は少し構造が異なります。
ダーツボードの裏側にはブルの位置を示す印がついています。
そのブルの位置に設置用の取付金具をネジ止めします。
次に壁のブルが来る位置に印をつけ、そこに受け側の取付金具をネジ止めします。
後は金具同士を組み合わせるように設置すればOKです。
ハードダーツの場合、ダーツボード側はネジだけを取り付けるケースもありますが、基本的なやり方は同じです。
ダーツボードの設置はそれなりに大変ですが、正しく設置できれば後は思い存分、好きな時に練習できるようになります。
まずはどこにどんな風に設置するか、構想するところから始めてみてはいかがでしょう。