ダーツに少し慣れてきたら、楽しみたいのがクリケット。
ゼロワンやカウントアップに比べると、最初はちょっと難しく感じるかもしれません。
でも、慣れてしまえば、ただ点数を取るだけではない、クリケットの楽しさのとりこになることは間違いありません。
ここでは、クリケットのルールや遊び方などについてまとめました。
クリケットの基本ルール
なるべく相手より早く陣地を取り、持ち点を増やしていくゲームです。
ナンバー15~20とブルだけを狙い、そこに3回当てると、自分の陣地になります。
これがクローズです。
もしトリプルに当たれば3回当てたことに、ダブルなら2回当てたことになります。
3回当てると、4回目以降は得点が加算されます。
これを防ぐために、そこに3回当てると陣地を解くことができます。15または20ラウンド終了時に、陣地と得点がどれだけあるかで勝負が決まります。
相手の出方次第で、陣地の拡大と加点、どちらを狙うかが変わってきます。
この駆け引きが、クリケットの面白さであり、難しさでもあります。
ルールはちょっとややこしいかもしれませんが、駆け引きの面白さはクリケットならではです。
一度きちんとルールを覚えてしまえば、あとは自分なりの作戦が立てられるようになります。
ぜひ、クリケットに挑戦してみてください。
クリケットの種類とラウンド数
クリケットには、公式戦で使用されるルールに乗っ取ったゲーム以外にも、さまざまな種類があります。
スタンダードゲーム
いわゆる、クリケットといえばこのルールです。
ちなみに、ラウンド数については、ダーツマシン、家庭用電子ボードで設定ゲーム数が異なります。
ほとんどは、15ラウンドか20ラウンドで行われます。
ランダムクリケット
ゲームごとに陣地にできる数字が変わるクリケットです。
いつもの調子で狙うことができない分、難易度は上がります。
ヒドゥンクリケット
陣地にする数字を隠してゲームをスタートさせます。
これはもう運でしかありませんが、その分、腕だけで勝負がつかない面白さがあります。
カットスロートゲーム
3人以上のプレーヤーが参加して行います。
3マークしてクローズするまでは同じですが、それ以降、4本目をヒットさせると、そこをクローズしていない自分以外のプレーヤーに得点が入ります。
最終的に、一番点数が低いプレーヤーが勝ちになります。
人数が多いほど、スリルがあって楽しいゲームです。
クリケットのマークとクローズ
クリケットは、とにかく自分の陣地をどんどん広げて、点数を増やしていくことが重要です。
そのためには、まず狙った数字に3回当てて、自分の陣地にする必要があります。
この3回当てることを、3マークするといい、自分の陣地にすることをクローズするといいます。
トリプルに当たれば、3マークに、ダブルに当たれば2マークに相当しますので、狙える腕さえあれば、着々と陣地を広げていけるわけです。
3マークすると、4回目からは加点されます。
ただ、取られてしまった陣地をそのままにしていては、どんどん相手に点数が入ることになるので、
それを阻止するために、さらにそこに3回当てて、陣地を解くこともできます。