ダーツの人気ゲームである「クリケット」。
ルールは覚えたし、結構楽しめるようになってきた……でも、なぜかいつも同じような展開にしかならない!
という人も多いのではないでしょうか?
クリケットは狙うところが限られる分、毎回似たような展開になりがちなゲーム。
しかし、いつも同じような展開になってしまうのでは、クリケットの本当の楽しさを知ることができないかもしれません。
ここでは、クリケットの戦略について説明していきましょう。
クリケットの基本的なルール
クリケットとは、陣地を取ってそこから持ち点を増やしていく、陣取りゲームのこと。
通常15または20ラウンドで競い、最終的にどれだけ得点をとれたかで勝敗が決まります。
投げる回数は、通常通り1ラウンドにつき3回で、使うのは、中央のブルと15~20のみ。
その中からどれかひとつの数字に3回当てれば、その数字を自分の陣地にすることができます。
トリプルなら1回当てただけで3マーク分、ダブルなら2マーク分になるので、トリプルを狙えば、1ラウンドで3つの数字を陣地にすることも可能です。
3マークしたら、それ以降は当たったごとに加点されるようになるので、早めに陣地をとって、どんどん点数を稼いでいきましょう。
逆に、相手にマークされたら自分もその数字に3回当てることで阻止することができ、これをクローズと言います。
クリケットはどこを狙うと良い?
クリケットにおいては、トリプルなら最大60点をゲットできる20の陣をとるのが、ゲーム展開を有利に運ぶカギになります。
20の陣がオープンであれば、1~2ラウンド目に、とにかくこのエリアを攻めていくのが鉄則でしょう。
もし、第1投でトリプルに入れて陣をとることができれば、残りはひたすら加点、もしくはほかの陣を攻めていくことができます。
狙いが外れても損にならない狙いどころは?
攻め方の鉄則である20に絡めて、20を縦のラインを意識して狙いましょう。
これなら、20の隣にある5や1に当たってしまう可能性を減らせます。
もちろん、狙い通りの数字を正確に当てられるのが理想なのですが、どんなに腕があっても外れることはあるもの。
もしもに備えて、なるべく損をしない作戦を立てることが大切です。
クリケットで勝率を上げるには?
ダーツの腕を上げることが何よりですが、戦略としては、まず早めのラウンドで20をクローズすること。
その次は19、18……というように、大きい数字から狙っていきます。
ただ、相手の出方次第では、自分が狙った数字ばかりを追っていると、別の数字で大幅に加点され差をつけられてしまうこともあるので、ゲームの流れを読むことが大切です。
しかし、相手に合わせてクローズされた番号を追いかけてばかりいても、自分の陣地は広がらないので注意してください。最初にしっかりと戦略を立てて、そこからなるべく大きくぶれずに進めるようにしましょう。
クリケットで必ず勝てるという戦略はありません。
ただし、ある程度は戦略を立てておくことで、勝率を上げやすくすることは十分に可能です。
腕を上げるためのスロー練習と並行して、「こういうときはこうする」、「こうなったらこう返す」というように、
あらかじめシュミレーションしておくことが、クリケット上級者への第一歩と言えるでしょう。